愛知工業大学 情報システム課でのバイト内容
Webサイトの管理
大学内のWi-Fiの使い方やソフトウェアのインストール方法などを掲載するWebサイトの管理・保守を行っていました。
WebサイトのCMSにはphp製のpicoを採用し、フレームワークとしてBootstrapを使用しています。
元々はCMSとしてWordpressを採用していましたが、記事の量が増えてくると情報の更新といった作業に手間がかかるためpicoに移行しました。
picoでは記事をMarkdownで書くことができるため、Webサイトを作ったことがない人でも簡単に学習することが可能です。
Webサイト
電話対応
電話対応の業務では学生・教員からの質問対応や、企業からの電話の引き継ぎ等を行っていました。 大学の事務だとあまり電話なんて掛かってこないだろうと思うかもしれませんが、意外と沢山掛かってきます。 例えば、学生からはソフトウェアのインストール方法に関する質問が来ますし、大学が契約しているサービスの会社(Microsoft、NTT等)から担当職員に繋いで欲しいといった電話がきます。 また、時には営業の電話が来ることもありました。
最近の若者は電話に出ることができないなんて言われたりもしますが、私の場合はこのバイトを通して電話対応の技術が鍛えられたかなと思います。
大学内運用システムの管理・保守
PC
私がアルバイトをしていた情報システム課では、大学内に何百台とあるPCの管理を行っていました。
下の写真は授業で使用するノートパソコンのWindowsアップデートを行っている様子です。
何百台という規模のパソコンを一斉に更新するのは大変な作業であるため、特殊なソフトウェアを用いて一括で行っています。
PCの管理
Wi-Fi
IT技術の進歩により、近年では大容量のデータが高速でやりとりされるようになりました。 大学では大勢の学生が授業や研究でWi-Fiを使用するので、それに耐えられるよう機器も新しい物に交換していく必要があります。
大学で使用しているWi-Fiアクセスポイントは家庭用のものとは異なり、細かい設定をコマンドで行うことができます。 しかし、設定によっては正常にネットワークに繋がらないこともあるので、設定後に正常に繋がるかチェックする必要があります。 Wi-Fiの管理・保守業務では主にこの部分を行っていました。
配線工事
私の大学では本来の床の上に支持脚を用いて床を置き、かさ上げしてできた空間にLANケーブルや映像用のケーブルを通しています。 そのため、PCが置いてある机の配置を変更するには、床下の配線位置も変更する必要があります。
下の写真は実際に配線位置を変えている時の写真です。
写真を見て分かる通り、1台ずつLANケーブルを抜いて机を動かし、また挿し直すという作業をする必要があるのでとても大変でした。
しかし、こんな作業このバイトをしていない限り経験することはないと思うので、ある意味で貴重な経験でした。
配線工事の様子
PC利用支援
スマートフォンの登場によって最近ではパソコンを使ったことがないという学生もいます。
しかし、授業によってはWordやExcelを使って課題を行わなければいけない場合があり、使い方を質問しに来る学生が一定数います。
PC利用支援では、そのような学生に対しPCやソフトウェアの基本的な使い方の説明を行っていました。
夜間の建物管理(施錠等)
バイトは夜間の時間もあったので、最後に建物を見回り施錠を行うのもバイトの業務の一つでした。
建物の後ろがすぐ山になっているため、見回りの際にムカデやゴキブリ、蛇を見かけることがありました。
新型コロナウイルス流行時の対応
飛沫感染防止フィルムの作成・設置
コロナウイルスの流行に対応するため飛沫感染防止フィルムを作成し、設置も行いました。 情報システム課が管理しているパソコンの数だけ飛沫感染防止フィルムを設置する必要が合ったので、全ての作業を終えるのに2週間ほどかかりました。
ちなみに、飛沫感染防止フィルムは完成した既製品を使うのではなく、下の写真のように1から手作りしています。 作り方としてはまず、ロール状に巻かれたビニールを机の長さに合わせて切り、ビニールの両端に透明な釣り糸を取り付けます。 次に、机に木の棒を取り付けて先ほど作成したビニールの釣り糸を巻き付けます。 最後に釣り糸が外れないようにテープで固定して完成です。


