OpenPoseAPI
実際の動作画面
OpenPoseAPIをPythonプログラムから使用している様子
OpenPoseAPIをWebアプリケーションから使用している様子
そもそもOpenPoseとは?
OpenPoseとは単眼カメラだけで下のGIF画像のように姿勢推定が行えるライブラリです。
ソースコードが公開されているので誰でも自由に使うことができます。
WebAPI化した経緯
私の研究室では、聴衆の注目率をプレゼンの場に直接フィードバックするシステムの基礎検討という研究でOpenPoseを使用しています。この研究は簡単に説明すると、プレゼンテーション中に聴衆がどれだけ注目して前を見ているかをOpenPoseを用いて推定し、その注目率によってスライドに直接フィードバックを与える(注目率が低いとスライドがどんどん薄くなって見えなくなってしまう等)という研究です。

OpenPoseは単眼のカメラだけで姿勢推定が行えるため、導入コストの面から私たちの研究にとても適しています。
しかしその反面、OpenPoseを動かすには高性能なPCが必要であり、モバイル端末等では利用できないといった問題がありました。
そこでOpenPoseをWebAPI化し、高性能なPCで一括処理できるようにすればモバイル端末でも利用でき、汎用性が広がるのではないかと考え制作を行いました。